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26日の法則と魔の6週間【継続は力なり】

人は慣れることで能力が上達します。

他力・自力に関わらず、回数をこなすことで少なからず上達していきます。

小さいころ自転車に乗る練習をしたことがあると思いますが、最初は誰しも全く自転車を漕いで走ることはできませんでしたよね?

ですが、何回も何回も練習することで乗れるようになっていきます。

つらくて泣いてしまう人もいたかもしれません。

だけど続けていると次第に乗れるようになっていき、最終的には完璧に乗れるようになっています。

 

これってすごいことだと思いませんか?
最初は出来なそうなことでも、ずっと続けているとその道のスペシャリストになっている可能性がある。

人間は底知れない能力を持っています。
ですが、その恩恵を得られるのは継続した者だけです。

 

では人間は最短でどれくらいのことができるようになる能力をもっているのでしょうか?

 

目次

26日の法則

ある研究で上下逆さまに見える眼鏡を着用し、どのくらいの期間で順応するかを調べたそうです。

そして逆さま眼鏡を掛ける前の状態のように行動できるまでには、おおよそ26日~30日程度かかるそうです。
自転車にも乗れ、キャッチボールもできるようになるようです。

 

★研究結果の評価

さて問題は、この結果をどう見るかです。

まず一つの前提として「上下逆さま眼鏡をかける」という制限は、全く初めての経験をしている状態です。
そして、この制限は好きで行ったものではなく他力で強制的なものです。

 

また「上下逆さまに見える状態」をどう評価するかですが、人間にとって視覚は生活には最重要級の能力といえます。
その能力を通常とは異なる状態にさせられているということはかなり不自由な状態ですね。

 

つまり、全く持って初めてのことで通常よりかなり不自由な行為でも、26日~30日で順応する能力を人間は持っているということです。

 

僕はこの研究の結果を聞いて、人間はすさまじい能力を秘めていると思いました。
そして大概のことはなんでも出来るようになるんじゃないか?と思ったわけです。
新たな挑戦にも恐れずやってみて、出来るようになるには諦めず継続する必要があると感じるようになりました。

 

一方でこの研究では1つ注意点があり、順応し始める過程ではかなり身体に影響があったようです。
逆さ眼鏡を掛けて数日間は、激しい眩暈や嘔吐があったそうです。
それだけの負荷がかかるということです。

  

★私生活に置き換えるとどうなるか 

またこの研究結果を自らの生活に置き換えるとどうなるか。

新たなチャレンジをする場合にどのくらい継続できればできるようになるのかの指標になると思っています。

 

純粋に研究結果を私生活に置き換えるとすると、継続した時間で考えてみると良いでしょうか。

睡眠時間を8時間だとすると継続した時間の合計は、16時間×26日=416時間

約420時間、強制的に否が応でも継続したならば、ある一定の十分な成果が得られるという解釈で良いと思います。

 

ですが、普通に考えると身体に悪い影響が出るようなことを
420時間も自律してできるわけがありませんから、まだまだ時間はかかるでしょうね。

 

ここで言いたいのは、
このような研究結果があって人間には凄い能力があるということを自認して、
何かにチャレンジする時のやる気の源にしてほしいということです。

 

 

魔の6週間目

物事の継続に関することで、魔の6週間目というものがあります。

何かを継続しようする場合、6週間目がその後継続できるかの境目になるといことです。
継続していたんだけども、6週間目に差し掛かると継続しなくなる人が急増するようです。

   

物事の継続、つまり習慣化において何が重要なファクターとなりうるのか。

ビクトリア大学の研究では、ジム通いを週に4日以上行うと6週間以上継続しやすくなるという研究結果があります。
週に頻度が多いほど継続しやすく、その分岐点として週4日以上行った人は魔の6週間を過ぎても継続できていたようです。

 

何かを習慣化するためには、週4日以上の頻度で行うと長く継続しやすく習慣となりやすいみたいですね。
 

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